【 覚え書き 】 P4 |
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聞いてみた。「こうちがわ」と読まれた。「〜かわ」と「〜がわ」の清音・濁音は、橋の名称と同じで「〜はし」と「〜ばし」にも当てはまり、読み慣わしとしてさして気にならないが、「かわうち」と「こうち」はさすがに気になる。西丹沢自然教室行きの富士急湘南バスに乗ると、川西橋(かわにしばし)を渡る。この橋の近くに川の名称を示す大きな標示板がたっている。「こうち川」と書いてある(右の写真/バスの車窓ごしに撮影)。どうやら三保ダムの周辺案内図に問題がありそうだ。( 写真撮影日(左)2016/11/06(中央)2017/2/15(右)2017/2/21 ) |
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山や表丹沢方面の山並みが眺望できるビューポイントが随所にある。ガイド地図に記された「ビュースポット」以外の場所からも雄大な景色を望める。風光明媚な遊歩道である。ただ、この遊歩道には気になることがひとつある。遊歩道で見かける「現在地」の名称である。「寄(やどりき)自然休養村(そん)」が近くなるにつれて、順に「四之沢」・「三之沢」・「二之沢」の「現在地」標識がたっているが、それぞれ新たに「マムシ原沢」・「第六天沢」・「ヤスミドウ沢」の標識が付いている(上の写真)。同じ場所に「別の名称」をつけては誤解を生じるもとである。3箇所とも滑落などの事故が起きる場所ではないと思うが、万一、滑落して「『第六天沢』にいます」と救助要請した場合、救助隊側が「三之沢」と認識していれば、事故現場の特定に時間がかかり救助が遅れることにもなりかねない。現在地標識はひとつでいい。 尺里峠に「 ← 第六天からの富士山(この先20m)」・「第六天からの富士山(この先100m)→ 」と書かれた富士山のビューポイントを示す案内板が新たに設置されている。尺里峠で休憩中、ちょうど車から5,6人の男性がおりてきた。「ここは尺里峠で、第六天ではないですよね」と話しかけたら、「あそこのポストに地図がありますよ」と教えてくれた。服装などの雰囲気がハイカーではなかった。「松田町の役場の方ですか」と聞いたら、「ええ、まあ」と言葉を濁されたので町役場の方ではなかったかもしれない。「間伐材の調査に来ました。山の所有者の方から山をお借りしているので」という返事がかえってきた。町役場ではないにしろ、関係者の方たちには違いないと思う。山の所有者が松田町ではないということがわかった。新たに設置された案内板は「山の所有者(持ち主)」がたてたものかもしれないと思った。そうすると「○○○○○守る会」事務局の「○○」さんが山の所有者ということになる。事務局代表と思われる。胃の腑に落ちた。 山は所有者のものだから「自分の山にどういう標識をたてようが、部外者からとやかく言われる筋合いはない」と言われてしまえばそれまでである。山を私有地として「部外者・立入禁止」の標識をたててしまえばそれまでである。しかし、山にはその性質上、存在そのものに「公共性」が内在している。「神奈川県 水源森林」としての大事な役割も果たしている。「登山道」として解放する場合、その「公共性」は明白である。 所有者の方には、山北町・松田町の町役場や観光協会などと、管理・運営についてさらに協議、連携を図ってもらいたいと切に願う次第である。カップル、家族連れ、友人同士、歩く会、単独行を問わず、上述のルート・サブルートを歩く多くの登山者が、高松山はじめ周辺の登山道・遊歩道散策を楽しみ、素晴らしい眺望を満喫できるよう、これまで施工されてきたルートの安全整備、注意喚起や誘導案内の標示に感謝すると同時に、今後も引き続き留意していただきたくお願いする次第である。 |
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標示板をたてたのが、同じ「守る会」なのか別の団体なのか不明だが、同じ場所に2つの名称があるのは紛らわしい。ハイカーを混乱させるだけである。この地には「クルミ」の木がなく「くるみ平」の名称にはその根拠となる「クルミ」の木がその地に植わっていなければならないと考えてのことなのか、この地に「カキ」の木が植えてあるからなのか、筆者に樹木を識別する能力はないが、もしそうだとすればここに「クルミ」の木を2、3本植えたいと思う。視界が開けた山並みの眺望を妨げない場所に植えたいと思う。 松田町公式ホームページ「観光情報」のハイキングコースを参考に行程を設定して散策している。コース地図の「くるみ平」にビュースポットのマークが付いていたので立ち寄ってみようと思った。「くるみ平」の名称に「クルミ」の木を連想したわけではないし、「クルミ」の木が植えられていることを期待したわけでもない。「クルミ」の木とは無関係に「くるみ平」の名称を享受している。「くるみ平」には、松田山に吹く「みどりの風」のさわやかな語感を感じる。「カキノキ平」にはそういう語感がない。「くるみ平」の名称だけにしてもらいたい。 |
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「ダルマ沢(ざわ)ノ頭(あたま)」へ登る設定では、高松山へ向かう逆コースをとった。松田町ホームページ・ハイキングコース地図に「高松山に向かうとき右の尾根に迷い込みやすい」と書いてある地点の正確な場所を確かめたかった(下の写真)。昼食をとった尾根の写真(上の写真)と、迷い込みやすい地点の写真(下の写真)を照合したところ同じ場所だということが分かった。昼食をとった場所がすでに「高松山〜シダンゴ山」ルートの線上だったこと、写真も「高松山」方面を向いて撮影していたことが判明した(上の写真)。木に巻かれたピンクのテープや幹の皮のはがれ方、倒木の位置関係、頭部が赤い杭などを比較・照合し、同じ場所という結論に至った。上の写真は下の写真の左奥になる。 この場所は三角形になっていて、高松山からこの地点に来る場合、迷い込みやすい尾根が左後ろへもどる方向にあるので入り込む心配はないと思われるが、高松山へ向かう場合(下の写真と同じ立ち位置の場合)、登山道が左右2方向に分かれているように見てしまう可能性もある。コース地図に注意書きを記載したのは、そういう可能性を考慮してのことと考えられる。実際に歩いてみて、この場所では登山道が左前方へ直線的にのびていて、右方向へ行くと「登山道からはずれる」印象を受けるので、登山道をそのまま進めば右の尾根に迷い込む可能性は少ないだろうと安心したが、一方、万一のことを考えてこの場所に「 高松山」のような方角標示板があるといいかもしれないとも思う。2016.12.5 |
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なったとのこと。八王子権現が地域の信仰を集めるようになり、「八王子」の地名として定着したようだ。2016.8.7 |
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花輪を思い出す。自分で花輪を作った記憶がないのは、生まれつき不器用だったからかもしれない。当時は「シロツメクサ」の名前を知らず、「れんげ」だと思っていた。シロツメクサという名前がわかってからは[ れんげ=シロツメクサ ]になった。思い込みというのはやっかいなものだ。「レンゲソウ(蓮華草)」という赤紫色の、全く別のきれいな花があることを知って誤解の連鎖を断ち切った。花の写真を撮るようになってから花の名前を調べるようになった。「アカツメクサ」の名前も検索して知った。過日、町田市の小山田(おやまだ)緑地を歩いていて「コメツブツメクサ(米粒詰草)」に出合った。あたり一面に咲いていた。背丈が低く、その場で身体を伏せるような状態で撮影した。花の大きさはシロツメクサやアカツメクサより、ひと回りもふた回りも小さい。帰宅してから花の名前を調べた。最初は「クスダマツメクサ(薬玉詰草)」と思ったが、花の色は黄色でも花全体がクスダマの形になっていない。白と赤に黄色が加わり、3色そろって喜んでいる。 撮影年月日(左から):2009.9.19/2016.5.12(「多摩よこやまの道」にて)/2016.5.21 〔 2016.6.8・画像クリック拡大表示 〕 |
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この道を使っていた人たちは、どのような気持ちでこの名前を受け止めていたのだろう。抵抗はなかったのだろうか。峠を越えてその先の村へと向かう花嫁さんの気持ちを思いつつ、自分の足でこの登山道を歩いてみた(左下写真)。自分は無神経な言葉遣いで、女性に対しても男性に対しても、周囲の人たちを傷つけていないだろうかと自分自身を省みるきっかけにしようと思う。2016.3.31(村上 直一)
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て、0.5km先の菩提峠へ戻った。表丹沢林道の起点まで行ってみようと思った。途中、犬を連れた猟友会の方たちとすれ違った。起点は「表丹沢林道入口」バス停だった。「ヤビツ峠」バス停には何度か来たが、ひとつ手前のバス停がそんな名前だったことをようやく思い出した。そのまま「県道秦野・清川線(=県道70号線)」を下り、「蓑毛」バス停から秦野駅へ出た。写真は「菜の花台」バス停手前から、「展望台」と富士山を撮影したもの。黙々とペダルをこぎながら登ってくるサイクリストたちと何度もすれ違い、気持ち良さそうにサーッと下って行くサイクリストたちに何度も追い抜かれた。 |
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