【 覚え書き 】 P1
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20. セントポーリア 2011/1/6 & 1/13 撮影
  年末恒例の大掃除に追われている時は小さなつぼみだったが、年が明けると、つぼみがかなり伸びていた。花弁を支えるガクが、まるでボールをしっかり握る手のように見える様子を撮影したかった(1/6)。
  つぼみが日に日に開きはじめているのがわかったが、開ききるまで待つことにした。この1週間いつ咲くか楽しみにしながら毎日観察してきた。ようやく今日開ききったかなというところで撮影した(1/13)。
  去年は1月31日に撮影したようだが、そのときは他のつぼみも一緒に咲いているので、毎年最初の花が咲くのはこの年明けの時期なのかもしれない。すぐ下にある第2のつぼみ、奥の方にある第3のつぼみもこの花のあとに続いて少しずつ咲いていきそうな気配を感じる。たくさん花が咲いているのを見るのも賑やかで、それはそれでけっこう楽しいものだが、こうやってひとつだけ咲いているのも可憐な気がする。ゴマノハグサ目・イワタバコ科。発見したドイツ人のヴァルター・フォン・セントポール=イレールの名前から命名された由(Wikipedia)。

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 19. ベニコンゴウインコ 2011年1月10日 撮影
  多摩動物公園へ出かけた。成人の日だったので、多摩センター駅で何人か振り袖姿の女性を見かけた。モノレールの「大塚・帝京大駅」を過ぎたあたりで、電車の窓から富士山がきれいに見えた。帰りの電車で撮影しようと思ったのが間違いだった。帰りの電車からは夕日がまぶしくて撮影どころではなかった。
  ルリコンゴウインコとベニコンゴウインコがバード・ケージの中ではなく、外で放し飼いになっていた。鮮やかな羽毛にひかれた。そばにいたサポート・スタッフの名札を下げている女性に挨拶された。観察日誌のようなものに記録をとっているようだった。生き生きしていて、とてもうれしそうだった。「カラー写真付きの動物の解説がとても分かりやすいので助かります」と感想を言わせてもらった。このインコが止まり木を上ったり下りたしているのがひょうきんで、とても愛らしかった。別の動物の屋舎で「フラッシュ撮影はご遠慮ください」という表示を目にしたが、もっとアピールしてもいいのではないかと思った。

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18. マルバアサガオ 2010年9月20日 撮影
  通勤途中に通る淵野辺公園外周のフェンスに蔦(つた)をからませて咲いていた。ヒルガオ科サツマイモ属。朝顔は夏に咲くものと決めてかかっていたので、遅咲きの朝顔だろうかなどと考えながら、何度も素通りしていた。あまりにも鮮やかに咲いているので、今日こそはと意を決して撮影した。子どもの頃、アサガオの花を摘み取っては「色水」を作って遊んだ記憶がよみがえってきた。葉っぱは右手を結んで親指と人差し指の間にできる円の上にのせ、少し下へ押し込んでから左手でその葉っぱの上をたたいて「ポン」と音を立てて遊んだものだ。
  この花の名前は、葉が丸いことから「丸葉」となっている。熱帯アメリカ原産とのこと。カメラの「スーパーマクロ」機能が面白い。

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17. ツシマジドリ(対馬地鶏)  2010年8月1日 撮影
  日曜日に井の頭自然文化園へ出掛けた。左の写真は対馬地鶏というニワトリ。長崎県が原産地とのこと。動物園は現地へ行かなくても、いろいろな珍しい動物を観察できるのがうれしい。鳥の場合は、どこか遠くを見ているのでめったに感じることはないが、他の動物の場合はカメラを向けると、動物から「にらまれて」いると感じることがある。「あっちへ行け」と言われているようだ。被写体の動物と偶然、目があったりすることもある。何か癒される気持ちになるのは、そんなときだ。動物園が好きな理由はそんなところにもある。鳥を撮影するときに、よく鳥の気高さみたいなものを感じる。来園者を寄せつけない孤高さといったらいいだろうか。この対馬地鶏も例外ではない。
  別の飼育舎の前で動物がどこにいるのか探していたら、飼育係の女性が掃除のため、扉をあけてこちら側へ出てきた。驚いて「おはようございます」と挨拶したが、動物たちの世話には土・日も祝日もないということに気がついた。

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16. カンムリエボシドリ  2010年8月1日 撮影
  井の頭恩賜公園(吉祥寺)にある「井の頭自然文化園」内の「熱帯鳥温室」で撮影した。この鳥の名前は、その特長をとらえて付けられているので、わかりやすく覚えやすいと思った。インターネットで検索したところ、井の頭自然文化園では、日本で初めてこのカンムリエボシドリのひなを誕生させ、繁殖に成功したという記事を発信している(2008年8月9日付)。左の写真は親鳥なのか、大きくなったひな鳥なのかは不明だが、温室内が明るかったのでピンぼけにならずにすんだ。日曜日のせいか自然文化園には子ども連れの家族が多かったが、望遠レンズ付きのカメラをもっている男性も数人見かけた。この自然文化園は写真の撮影ポイントになっているのかもしれない。

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15. ムクゲ(木槿)  2010年7月18日 撮影
  民家園外周。アオイ科。梅雨明けの久しぶりのいい天気にさそわれて撮影した。明け方に開花した花が夕方にはしぼんでしまう「一日花」の由。中国原産で平安時代に渡来したとのこと。韓国の国花になっているらしい。花言葉は「信念」。花の名前がわからないとお手上げだが、名前さえ分かればインターネット検索でいろいろな情報を入手できる便利な時代になった。便利な時代といえば、かつてはカメラ屋さんでネガを現像しなければ、どういうふうに撮れているのか確認できなかったが、デジタルカメラの普及で、カメラの画像表示機能を使えば撮影後すぐに写真が見られるし、パソコンに取り込めばカメラの設定に応じて大きな画像で見ることも可能になった。写真撮影が楽しい。

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14. ワルナスビ(悪茄子)  2010年7月18日 撮影
  歴博通りの道路沿い。名付け親は牧野富太郎氏とのこと。黄色い部分が雄しべで、真ん中の緑色の点は雌しべの柱頭らしい。地下茎がはびこると切っても切っても生えてきて根絶やしにするのがむずかしいようだ。茎や葉の鋭い棘を写し込めなかった。花がナスの花に似ていることから付けられた名前のようだ。北アメリカからの帰化雑草とのこと。果実がトマトに似ているらしい。家畜に有毒なソラニンを含み、英語では“Apple of Sodom”(ソドムのリンゴ)や“Devil's tomato”(悪魔のトマト)などと呼ばれているらしい。
  道路にそって途絶えたかと思うとまた生えているといった具合だったが、すべて地下茎でつながっているのかもしれない。

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13. ヤブミョウガ 2010年7月12日&18日撮影 
  民家園工房前の植え込み。葉の形がミョウガに似ていることからこの名前になった由。日陰の白いつぼみに惹かれた。笹の葉に似ている。ミョウガ(ショウガ科)の名前がついていても、ヤブミョウガはツユクサ科で食用にはならないとのこと。工房の外で生け垣の手入れをしている人に、花の名前を尋ねたら「ミョウガ」と教えてくれた。インターネット検索で「ヤブミョウガ」の名前にたどりついた。

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12. カシワバ(柏葉)アジサイ  2010年7月5日 撮影
  マンション敷地から外へ出て道路を隔て、一段高くなった土地がある。一区画だけ野菜畑の箇所があったり、庭木が植わっていたりする。庭木職人の方が所有しているのではないかといった、そういう感じの土地である。手入れをしている人を見かけることもあるが、どうも話しかけづらい。駅の方へ行くときは必ず横を通るので、珍しいアジサイがあると思っていた。神奈川新聞「読者のページ」(7月4日付)にカシワバアジサイの手書きの挿し絵を投稿した人がいて、この名前を知った。調べたところ、葉がかしわの葉に似ていることから命名されたこと、「スノーフレーク」という八重咲きの品種ということもわかった。花全体が普通のアジサイと違って長円錐形なのが面白い。

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11. 7月のセントポーリア  2010年7月5日 撮影
  梅雨に入る前にセントポーリアが蕾をもった。今でこそ梅雨の蒸し暑さからクーラーを入れるようになったが、6月中は4月の陽気という日が結構あった。セントポーリアは温度と光量、水加減がむずかしく、温度は約20度前後、「レースのカーテン一枚越しくらいの光量」を目安にしているが、どうやら室温が適温だったようだ。インターネットで調べたら「7月〜10月に咲く花は『夏花』といって花が小さかったり、本来の花の形や色ではない花が咲くので、花を咲かせずに株を休ませてあげましょう」と書いてあった。最初は花びらの開き具合が中途半端だったが摘み取るのは忍びがたく、しおれた葉を取ったり水やりしながら観察してきた。よくここまで花を咲かせたと思って感心している。

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10. 白いアジサイ  2010年6月20日 撮影 
  マンション敷地内の遊歩道入り口の植え込み。アジサイは最初は色がなく、淡い青やピンクの色彩を経て紫や濃い青に変化していくものと思い込んでいた。このアジサイは何色に変化するのだろうかと、そばを通るたびに楽しみにしていた。しかしいつまでたっても色がつかず白いままだった。偶然テレビで白いアジサイを扱ったドラマを見て「白いアジサイ」の存在を知り、インターネットで検索したところ「アナベル(Annabelle)」という品種にたどりついた。ユキノシタ科。原産地はアメリカ。花言葉は「ひたむきな愛」というらしい。アメリカの作家エドガー・アラン・ポーの詩に“Annabel Lee”という詩があるが、原産地と花言葉からこの詩を連想してしまう。

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9. 都筑民家園  2010年6月20日 撮影
  近くの民家園に花の撮影に行った。アジサイの花の近くで小さなカマキリが葉の上に止まっていた。よくもこう上手に葉の上に乗っかっていられるものだと感心した。花の撮影は一旦おいて、カマキリの後ろからそっと近づいて撮影した。正面から撮影すれば、どんな顔つきをしているかも分かるのだが、この角度からしか撮影できないので、少し残念な気持ちだ。
  民家園の女性2人に話し掛けられた。ときどき花の撮影に来ることを話したら、花の話題になってしまった。「ツタンカーメン(マメ科)」の話題で盛り上がった。葉に赤い斑(ふ)が入ったドクダミの花のところへ案内してくれた。民家園「愛護会」に所属しているとのことだった。

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8. ちびっこ動物園 2010年6月10日 撮影
  「こども自然公園(大池公園)」内の「ちびっこ動物園」へ行った。「ニワトリ」が主な展示動物になっている。「ニワトリ」といっても、いろいろな品種があることがわかった。左の写真は、たまたま鶏舎の外に出ていたニワトリを撮影したものだが、このニワトリの品種は不明。頭の上のトサカ(鶏冠)が非常に小さいのが特徴かもしれない。ニワトリはキジ科に分類されているが、所属する科から系統をたどってみるのも面白い。鶏舎の中の鶏たちを撮影したが、鶏舎が暗くてうまく撮影できなかった。「ふれあい広場」にいた男性職員と話をした。「ちびっこ動物園」は「野毛山動物園」の分園になるが、職員の方たちは別の財団法人から派遣されているとのこと。労をねぎらって辞した。

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7. 野毛山動物園  2010年5月22日 撮影
  チンパンジー舎前で「出張動物病院ガイド」というプログラムがあった。飼育係の人たちが、傷ついた鳥や動物たちについて解説してくれる。野毛山動物園に持ち込まれる鳥や動物たちは、年間300件〜400件にのぼるという。車に引かれたタヌキを布袋から出して見せてくれた。左目がなくなっていた。写真は、小鳥のときに落ちていたところを野毛山動物園に運ばれ、育てられているフクロウ。飼育係の人がT字形の止まり木に移して、集まっている人々にぐるっと顔見せしてくれた。飛び立とうとしては、羽根をばたつかせ、そのたびにT字形の止まり木に助けられた。フクロウの主食はネズミとのこと。年間600匹くらいのネズミを食べるらしい。このプログラムは、鳥や動物たちを身近な存在として見直し、動物たちへの愛着を深めることを意図したものと思われるが、今後も是非続けてもらいたい。解説する人、資料を開いて見せる人、動物たちを袋から出し入れする人、それぞれの分担は大変だろうが、このプログラムの目的は十分に果たされ、なお余りあるものだ。

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6. よこはま動物園ズーラシア 2010年5月9日 撮影
  ホッキョクグマを観察した。同じ場所を行ったり来たりしている。右端でUターンする前に必ず頭を3〜4回左右に振る。写真は左端で折り返した直後。動物園の檻の中に閉じ込められた動物たちに見られる「常同行動」(異常行動)のひとつで、本来の行動欲求が満たされないために転化されたものと考えられ、ストレス度のバロメーターとなっている(「地球生物会議ALIVE」より)とのこと。
  暗い場所ではフラッシュ撮影にしたが、動物たちに悪影響を及ぼすのではないかと気になった。園内の制服を着た人に聞こうかとも思ったが果たせなかった。今後は三脚を立てるか、フラッシュ・マークが表示されたらもう撮影しないという判断で動物たちに接していこうと思う。

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5. 鎌倉のやぐら  2010年5月5日 撮影
  天園ハイキングコースを歩いた。左の写真は瑞泉寺からの登り口を入ってすぐ、貝吹地蔵さんを過ぎた辺りの「やぐら」。デジカメの練習と運動不足解消が主な目的だったが、コース途中「百八やぐら」の保存状態も確認したかった。かつて浄光明寺の大三輪龍彦先生の奥様から「裏山にある『やぐら』を見せて下さい」とお願いしたときに「見せ物ではない。お寺では『お参りさせて下さい』と言ってください」と叱られたことを思い出す。保存状態は荒れたまま変化はみられなかったが、偶然「百八やぐら」の前で年輩の方と話ができた。鶴見大学で教鞭をとられていた大三輪先生はすでに亡くなられたとの由(2006年6月27日逝去)。お互いに「やぐら」保存を気遣う気持ちを確認しつつ別れた。

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4. JR鶴見線「国道駅」  2010年5月3日 撮影
  国道15号線沿いの入り口から入って、改札口前を通り過ぎ反対側の入り口へ出た。改札口はこのトンネル通路先の右手になる。映画やテレビドラマの撮影でこの場所が使われているように思う。どこかで見た記憶がある。天井と壁が白く塗られているのは、化粧直しの作業中かと思う。暗かったので、フラッシュ撮影になったが、けっこう光が届いたかもしれない。化粧直しのおかげもあってわりと明るい印象に撮れた。化粧直しは通行人の安全のためという気がする。
  同じようにカメラ撮影に来たと思われる青年がいた。こっちの方角にカメラを向けそうだったので、邪魔にならないよう自動販売機のかげに隠れた。

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3. キュウリグサ(胡瓜草)  2010年5月2日 撮影
  キュウリグサ(ムラサキ科)。民家園で撮影。ひとつの花の大きさが2mm〜3mmくらいのとても小さい花だ。とても可愛らしい花だと思う。これがカメラの距離的限界かというところまで近づいて、左の写真の花の大きさでシャッターを切った。この花の名前は、葉をもむとキュウリのようなにおいがすることから付けられたらしい。Wikipediaによると「キュウリグサ属の雑草」に分類されるているが、「雑草」にしてしまうのがかわいそうなくらい可憐な花である。
  民家園は1年中、何かの花が咲いていて飽きない。園内の庭や外周でよく手入れ作業をしている人に出会う。工房や管理事務所、ボランティアの人たちの気配りに感謝したい。

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2. ブーゲンビレア  2010年4月25日 撮影
  青葉区奈良町「こどもの国」・温室植物園のブーゲンビレア。「南米原産のつる性花木です。花の中の筒が本当の花で、色づく外側のものは苞です。花の色が多く鮮やかです。(オシロイバナ科)」と、そばの標示板に書いてあった。「苞(ほう)」には「花弁(「花びら」のこと)や萼に見えるような植物もある」<Wikipedia より> ことから、真ん中の白く咲いている筒状部分が花で、その花を包み込んでいる鮮やかな赤は花弁のように見える「苞」ということがわかる。花の不思議を一つ発見した気がする。

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1. セントポーリア  2010年1月31日 撮影
  今年もセントポーリアの花が咲いた。小さなつぼみが出ると、そのつぼみの茎が少しずつ葉の間を伸びてきて、つぼみも大きくなり、いつの間にか花を咲かせるまでに育っている。土が乾いてきたり、葉が柔らかくなっていると水をやり、たまにハイポネックスの肥料を水で薄めて与えてきた。水をやると柔らかくなっている葉が堅くなり、元気になることも確認できるようになった。アフリカン・バイオレット(=アフリカ・スミレ)とも呼ばれているが、いったいどんな環境で育っているのか想像をかき立てられる。来年の冬も花を咲かせたい。
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