〔 下堤(しもづつみ)から小野路 〕 東京都町田市 2017.5.20 ◆ 『まちだフットパスガイドマップ』 コース7発行:NPO法人 みどりのゆび

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 コース名に「下堤」という地名が入っているが、住居表示にはなっていない。昔から親しまれてきたこの地区の名称ではないかという気がする。読み方を知りたくて神奈中バス「下堤」バス停まで歩いた。バス停スタンドに「しもづつみ」の振り仮名がついていた。「別所薬師堂」が見つからなかった。集会所のような家の前で、集会所の管理・世話役と思われる方たちが談笑していたので薬師堂の場所をたずねた。集会所と思った建物が「別所薬師堂」だった。草刈り機があったので周辺の草刈り作業に来られているようだった。玄関に「別所薬師堂」の額がかかっていた。額の写真を撮っていたら、中に十二神将が祀ってあると話してくれた。同世代の気安さからだろうか、お堂の鍵を開けて中の仏像を撮影させてくれた。仏像は木彫の薬師如来座像(中尊)・日光菩薩(左脇侍/向かって右側)・月光菩薩(右脇侍/向かっ
て左側)。三尊(さんぞん)をお守りする十二神将が左右に配置されていると思われる。素通りしてから引き返し、お堂の場所を聞いてよかった。「関屋の切り通し」付近ではフットパスコースを2度はずれてしまった。はずれたものの竹林の中を歩くコースが素晴らしく、別途「サブコース」としてスライドショーにした。2度目もフットパスコースではないが、地図に記載された「御尊櫃御成道(ごそんひつおなりみち):徳川家康の遺骨を運んだ道」を歩いたことになる。とりあえず設定されたフットパスコースを歩きたいという気持ちはあるが、サブコースや「これは」という場所へ寄り道するのもいいかもしれないと思う。

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【 解説(転記)】  ( ※ 画像をクリックすると拡大表示します )  ● ImageZoom( MooLabs )[ スクリプト ]
〔 布田道(ふだみち)〕
This path leads to Onoji Shuku.
此の道は布田道にて、幕末に近藤勇らが通いし道に御座候。是より関屋を経て二町程にて小野路宿に着き申し候。
〔 鎌倉道(かまくらみち)〕  本道途中の多摩市和田や百草に、鎌倉時代の遊郭伝承(恋路ヶ原(こいじがはら)、女沢(おんなざわ)、鎌倉沢(かまくらさわ))や、新田義興(にったよしおき/義貞(よしさだ)の子)らの軍勢が笛を吹きながら、豊ヶ丘(笛吹峠(ふえふきとうげ))から一本杉の尾根を通ったという行軍伝承などが残されています。また、幕末に新選組(しんせんぐみ)の土方歳三(ひじかたとしぞう)らが、小野路の小島家(現在の小島資料館)へ出稽古(でげいこ)に通った道でもあります。多摩市教育委員会