〔 都指定名勝・清澄庭園 〕
江東区 2014.4.7


  • 〔 1/24 〕 東京メトロ・半蔵門線「清澄白河」駅

  • 〔 2/24 〕 方角案内標示

  • 〔 3/24 〕 「清澄庭園」通用門
  • 4. 通用門前     ★ 画像クリック拡大表示

    (1) 通用門 (2) 石標 (3) 「江東みちしるべ」
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    (2) 「歴史と文化の散歩道 江東区」
    (3) 「清澄庭園」
     由来
     江戸時代、ここは下総国(しもうさのくに)関宿(せきやど)藩主久世家の下屋敷でしたが、明治11年に三菱財閥の岩崎弥太郎氏が買収し、岩崎別邸として造園されました。大正12年の震災のあと比較的被害の少なかった東半分の庭園を公園として東京市に寄付しました。
     全国各地から約60種におよぶ奇岩珍石が集められ、広大な池水を囲んだ大小の島々の配置や涼亭と池のみぎわの美しさは、都内屈指の名園として知られています。
     昭和54年には、都の名勝第1号に指定されています。

  • 〔 5/24 〕 サービスセンター「管理所」。一般150円/65歳以上70円。左の「名勝 清澄庭園」参照。
  • 6. 大正記念館     ★ 画像クリック拡大表示

     大正天皇の葬儀に用いられた葬場殿を移築したもの。しかし、最初の建物は戦災で焼失したため、昭和28(1953)年に貞明皇后の葬場殿の材料を使って再建され、平成元(1989)年4月に全面改築されました。集会場として利用できます。(パンフレットより)
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    (1) 管理所と連結 (2) パンフレット (3) 記念スタンプ
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    (4) 池の前から (5) 池を隔てて

  • 〔 7/24 〕 「大正記念館」前の庭石。右手前「伊豆川石」/左中央「伊豆磯石」/左奥「伊予青石」。
  • 8. 庭石(名石 めいせき)     ★ 画像クリック拡大表示

     伊豆磯石、伊予青石、紀州青石、生駒石、伊豆式根島石、佐渡赤玉石、備中御影石、讃岐御影石。これらは庭園に置かれた庭石のうち代表的なものです。このほか敷石や橋、磯渡り、枯滝の石を含め、園内には無数の石が配置され、さながら「石庭」の観を呈しています。これらの石は、岩崎家が自社の汽船を用いて全国の石の産地から集めたものです。(パンフレットより)
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    (1) 水鉢(大和御影石) (2) 紀州青石 (3) 伊豆磯石(左奥)
     紀州青石(中央)
    (4) 水鉢(伊予青石)

  • 〔 9/24 〕 涼亭(りょうてい)。記念館前の池のほとりから。
  • 10. 涼亭(りょうてい) ※ 池畔の散策路を反時計回り(北→西→南→東→北)に歩きながら撮影。

     池に突き出るようにして建てられた数寄屋造りの建物。これが、この庭園を日本情緒豊かなものにしています。涼亭は、明治42(1909)年に国賓として来日した英国のキッチナー元帥を迎えるために岩崎家が建てたものです。震災と戦火の被害からまぬがれ今日に至りましたが、昭和60(1985)年に全面改築工事を行いました。集会場として利用できます。平成17(2005)年には「東京都選定歴史的建造物」に選定されました。(パンフレットより)  ★ 画像クリック拡大表示
    (1) 西側・傘亭付近から (2) 傘亭付近から (3) 涼亭(南側) (4) 改築報告の石標
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    (4) 涼亭:涼亭は岩崎家が明治42年(1909年)国賓として来日した英国のキッチナー元帥歓迎のためこの庭園に建築したものです。その後大正13年10月1日庭園とともに当時の東京市に寄附され、爾来集会場として利用されてきましたが、すでに70有余年の歳月を経たため、このたび宝くじの普及宣伝事業より改築されたものであります。 昭和61年3月 東京都 寄贈 財団法人 日本宝くじ協会
    (5) 南側から (6) 東側から (7) 「中の島」付近から (8) 北側から
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  • 〔 11/24 〕 「大磯渡り」。「歩を進める度に景観が変化するように配慮されている」とのこと。
  • 12. 池(大泉水 だいせんすい)     ★ 画像クリック拡大表示

     三つの中島を配した広い池。水面に島や数寄屋造りの建物、樹々の形を映しだすこの池は、庭園の要(かなめ)です。昔は隅田川から水を引いていました。そのため潮の干満によって池の景観が微妙に変化したといわれています。現在は雨水でまかなっています。(パンフレットより)
    (1) 「鶴島」を望む (2) 雪見灯籠(篭) (3) 多層塔 (4) 石橋 (5) 石橋
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    (2)・(3)「松島」
    雪見灯籠(篭):「丈が低く、笠が大きく、短い3本脚をもつ灯篭」とのこと。
    多層塔:「三重・五重に屋根の重なっている塔。多重塔、層塔とも呼ばれる。層(重)数は奇数が原則」とのこと。
    (6) 「長瀞峡」 (7) 石橋 (8) 池にせりだす松 (9) 「松島」を望む
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  • 〔 13/24 〕 「鶴島」
  • 14. 花・水鳥など     ★ 画像クリック拡大表示

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    (1) クサガメ・
     イシガメ科
    (2)・(3) キンクロハジロ・カモ科 (4) ツツジ・ツツジ科
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    (5)・(6) ユキヤナギ(雪柳)・バラ科 (7)・(8) マツバウンラン(松葉雲蘭)・
     ゴマノハグサ科

  • 〔 15/24 〕 「松島」
  • 16. 島     ★ 画像クリック拡大表示

    (1) 「松島」を望む (2) 「長瀞峡」の島 (3) 「中の島」(庭園の東側)
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    (4)・(5) 「鶴島」
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    松の剪定作業中。ゴムボートに「(財)東京都公園協会」と書かれている。

  • 〔 17/24 〕 「傘亭:昭和初期竣工より80年以上経過。東日本大震災の被害で平成24年1月傘部撤去」

  • 〔 18/24 〕 池をめぐる散策路

  • 〔 19/24 〕 「清澄園記」。左の転記解説参照。
  • 20. 自由広場     ★ 画像クリック拡大表示

    (1) 「古池の句」碑 由来
    クリックすると拡大します  当庭園より北北西400メートル程の所に深川芭蕉庵跡(江東区常盤1丁目3番・都指定旧跡)があります。松尾芭蕉は、延宝(えんぽう)8年(1680)から元禄7年(1694)まで、門人の杉山杉風(すぎやまさんぷう)の生簀(いけす)の番屋を改築して、芭蕉庵として住んでいました。
     かの有名な「古池の句」は、この芭蕉庵で貞享(じょうきょう)3年(1685)の春、詠まれています。
     この碑は、昭和9年に其角堂(きかくどう)九代目の晋永湖(しんえいこ)という神田生まれの俳人が建てたものですが、芭蕉庵の改修の際、その敷地が狭いので、特に東京市長にお願いをしてこの地に移したものです。従って、この場所が芭蕉庵と直接ゆかりがあると言うことではありません。
     なお、当庭園の南東側、海辺橋緑地に採茶庵(さいとあん)がありますが、芭蕉は元禄2年(1689)に「奥の細道」の旅をここから出発しました。
    (2) 「花菖蒲田」 (3) 「花菖蒲田」 (4) 撮影会? (5) 広場のサクラ (6) あずまや
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  • 〔 21/24 〕 「富士山」。「登らないように」の注意書きがある。

  • 〔 22/24 〕 「石仏群(江東区文化財登録)」の案内標示 
  •  23. 石仏群     ★ 画像クリック拡大表示

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    (1) 多層塔 (2) 石仏群の解説板 (3) 石仏群 (4) お地蔵さん
    (3) 石仏群
    左手前:馬頭観音供養塔〔 高さ:44cm/石質:安山岩(小松石)/時代:安永3年在銘(1774)〕
    左奥:庚申塔〔 高さ:67.5cm/石質:安山岩(小松石)/時代:文化12年在銘(1815)〕
    中央:法印慶光供養塔(阿弥陀佛)
     〔 高さ:141cm/石質:安山岩(小松石)/時代:延宝7年在銘(1679)〕
    右奥:庚申塔(「見ざる言わざる聞かざる」の三猿が彫られているようだ)
     〔 高さ:89.5cm/石質:安山岩(小松石)/時代:寛文10年在銘(1670)〕

  • 〔 24/24 〕 「大正記念館」(庭園北側)へもどる
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